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「想像力の翼を広げよう」

身体感覚を研ぎ澄まし、想像力や表現力を自由に伸び伸びと広げる様々な体験を行います。
親子で同じ体験をする中で、保護者が子どもたちの感性の豊かさや可能性に気づき、その
成長を見守ることの大切さを実感できるワークショップです。
自然観察ドローイング身体表現親子

実施条件

実施対象: 3歳以上〜中学生と、保護者
実施場所: 小学校などの体育館および校庭
所要時間: 180分(3時間)
講 師: 舞台俳優、ヴァイオリニスト
感性の教室ファシリテーター

ワークショップ概要

1.自然観察:感覚を呼び覚ます

「つるつる」「ごつごつ」などの触感のキーワードで、校庭にある自然物を探し、ビンゴカードに書き込む。
普段気づかないことや意識していないものに触れて感覚を呼び覚ます。
自然観察:感覚を呼び覚ます

ごつごつした木を触る

2.箱の中に入れてみよう:イメージする

箱の中に入れてみよう:イメージする架空の箱をイメージする

1) 個人ワーク:それぞれ自分の前に架空の箱をイメージする。
その中にファシリテーターが言うもの(卵、小動物、砂など)をイメージして入れる。
質問 「どんな箱でしたか?」「入れる時にどんなことに気をつけましたか?」
ペアワーク:一人が先ほど入れたものの中から、一つを取り出して相手に渡す。想像した卵を渡し、受け取る

2) ペアワーク:一人が先ほど入れたものの中から、一つを取り出して相手に渡す。
渡された相手はそれが何か当てて受け取り、それを交互に行う。
大人同士、子ども同士のペアで行う。

3.身体全部で感じてみよう

交差点

1) 4方向から、ぶつからないように、交差点を渡る
2グループに別れて向かい合い、合図で一斉に歩き出し、誰にもぶつからないように反対側まで歩く。
2方向で2回、次に4方向から歩く。
気配を感じ取る

2) 気配を感じ取る
・3グループに分かれ、体育館の壁際に、グループごとに離れて座る。
・グループの前方10mのところに、子どもの代表各1名が目隠しをして横1列に並ぶ。
・大人の代表各1名が、後ろから静かに、立っている子どもに少しずつ近づいていく。
目隠しをした子どもは、近くに人の気配を感じたら手を挙げて知らせる。

4.身体で音を感じてみよう ーー太鼓を使ってーー

全員が床に寝て、床を伝わる打楽器の響きを身体全体で感じる。
身体で音を感じてみよう ーー太鼓を使ってーー

太鼓の音を身体で感じる

5.音を線で表現する

1) ヴァイオリニストの小品の演奏を鑑賞する。
2) 絵の具やマーカーなどを自由に使って、ヴァイオリンの調べにのせてドローイングを行う。
音を線で表現する

ヴァイオリンの調べにのせてドローイング

6.フィナーレ

みんなが描いた作品を壁沿いの床に並べて、ヴァイオリンの演奏を聴きつつ、みんなで歩きながら鑑賞する。
鑑賞後、ヴァイオリンや太鼓の音に合わせて、自由に身体を動かす。
その後、静かに座ってヴァイオリンの演奏をきき、終了。
フィナーレ

みんなで作品を鑑賞する
想像力の翼を広げよう

ヴァイオリンにあわせて自由に身体を動かす