■ 基本理念

「深く豊かな学びと体験を子どもたちに」

NPO法人感性の教室は、子どもたちの今と未来を応援するため、「各分野の専門家や上質な素材と出会い、感じて、知り、考え、表現する」体験学習を通して、子ども本来の力を引き出し育む活動をしています。

■ 特色

1.体験学習の特色

【観察から表現へ】

諸感覚を研ぎ澄まして対象を観察し、知識や技術を学んで深く考え、試行錯誤を重ねながら主体的に表現するプロセスを大切にしています。

【本物との出会い】

一線で活躍する専門家や、選び抜かれた素材と出会う体験を届けます。

【横断的プログラム】
 活動・プログラム紹介>>>

各分野・教科を横断する体験学習を行います。
美術と音楽、コミュニケーション教育と演劇、情報と環境教育、社会科と伝統文化など

【多岐にわたる支援分野】

アート ( 美術・音楽・演劇等 )・コミュニケーション・伝統文化 ( 工芸・いけばな・能楽等 )・ 情報 ・デザイン・建築など

2.支援体制の特色

【チーム体制での支援】

専門家・プランナー・コーディネーター・ファシリテーターによるチームでの支援体制です。

*授業当日の支援体制
 講師:授業等の講師として協力する各分野の専門家
 ファシリテーター:教員やファシリテーションの経験を持ち、規定の研修を受けた者
 授業支援サポーター:法人の理念に賛同し授業支援の手引きを理解した者

【教育現場に寄り添う支援】

各校の実情や先生方の希望に沿ってプログラムを作成し、きめ細やかな支援を行います。

*必要に応じて、教材・用具の提供も行っています。


名称:
特定非営利活動法人感性の教室 // Kansei no Kyoshitsu // classroom to nurture sensibilities //
設立:
2007年11月7日
沿革:
2002年 子どもの感性教育の研究と教育ボランティアを行う任意団体として活動を開始
2004年 公立学校の授業協力を中心に活動する任意団体「感性の教室」を設立
2007年 特定非営利活動法人感性の教室を設立



役員

理事長
加藤 潤子/ワークショップデザイナー・イラストレーター

30年に渡り、親子のための展覧会・音楽会・ワークショップの企画運営、学校の授業協力を行う。一方、イラストレーターとして、NHK朝ドラマ等のTVタイトル画や劇中画・装飾画、書籍や教科書の表紙画等を数多く手がける。学芸員資格取得。

副理事長
横山 純子/コミュニケーションデザイナー・造形作家

グラフィックデザイナーを経て、美術大学で専任講師として美術教育に携わり、社会と連携した多くのアートプロジェクトに参加、指導。現在はワークショップ講師、インクルーシブ教育や絵本の研究に関する活動を行う。また写真技術を用いた表現活動を継続中。作品所蔵:女子美術大学美術館

理事
大成 優子/建築家・大成優子建築設計事務所代表

妹島和世建築設計事務所を経て独立。設計事務所を立ち上げ、住宅・店舗・美術館等の設計を行う。一方、大学での教育に携わり、設計と教育を並行しながら活動を続けている。芝浦工業大学デザイン工学部特任准教授を経て、現在、東京理科大学、芝浦工業大学等にて非常勤講師。

関野 公子/舞台美術家・舞台用仮面作家

40年に渡り子どもの造形教室を主宰。一方、横浜ボートシアター、新国立劇場、劇団ひまわり、日本舞踊公演等で衣装、仮面製作に携わる。横浜ボートシアター所属中にはニューヨーク、香港、シンガポール、東欧等の世界演劇祭公演に劇団員スタッフとして参加。

田村 禮子/水彩画家

私立小学校教員を経て、女子美術大学短期大学部の講師として教員養成教育に携わる。現在は植物をテーマに描く水彩画家として活動。一方、水彩画教室と子どものための造形教室を主宰する。作品所蔵:韮崎大村美術館

森澤 智子/感性の教室 事務局長

コンクリート製品技術コンサルタント会社の取締役を経て、事務局長に就任。感性の教室にて、20年に渡り学校の授業協力を行う。学芸員資格取得。

監事
本橋 隆夫/公認会計士・本橋隆夫公認会計士事務所 所長

ITストラテジスト・システム監査技術者

アドバイザー

大久保 有加/花道家・草月流師範・(一社)ジャパン・フラワー&コミュニケーションズ代表理事

草月流を家業とする家に生まれる。いけばな指導、いけばな作品発表のほか、舞台インスタレーション、イベントやセミナーの企画・プロデュース、講演、執筆活動、子どもたちへの花育など、国内外で、いけばなを軸とした幅広い分野で活動する。農林水産省の花育活動推進検討会委員を務めるなど、各事業の委員を歴任。

佐藤 美智子/女子美術大学特別講師・現代パステル協会外部審査委員

女子美術大学卒業後、同大学専任助手、助教、専任講師を経て退職、現在は特別講師を務める。専門は西洋美術史。前職の頃より教育方法の実践として学生達とワークショップを展開「国際児童・青少年演劇フェス ティバルおきなわ」等に参加。その他、公立・私立の小学校、高齢者センターにて実施。共著「スコットランド文化事典」( 原書房 ) など

高木 つづみ/ドキュメンタリー番組監督・フィールドプロデューサー

アメリカに生まれ、ベルギーで育つ。英国セントラル・セント・マーチンズ芸術大学卒業後、フリーランスのドキュメンタリー専門ディレクターとして、東アフリカを中心に世界中を取材。「情熱大陸」「ダーウィンが来た」「ワイルドライフ」「ナショナルジオグラフィック」等々、多くの番組制作に携わる。

谷川 一美/コミュニケーション教育専門家・プロフェッショナルコーチ

企業の「人」「組織」にかかわるコンサルティング、コーチングの専門家としてコミュニケーションやプレゼンテーションについて、各企業、自治体、大学で教える。子どものコミュニケーション教育にも長年のキャリアを持つ。一方、木組み博物館副館長として、伝統的建築文化の木組みの価値と魅力を伝える。

吉岡 紗矢/俳優・脚本家・演出家

俳優として 1997年から 2020年まで劇団横浜ボートシアターのほぼ全ての作品に出演。シンガポール、ルーマニア、モルドヴァの海外公演にも出演する。2010年頃より企画・運営、2021年より脚本、演出に携わる。一方、女子美術大学アート・デザイン表現学科メディア表現領域特別講師、池袋コミュニティ・カレッジ「発声から言葉の表現まで」講師を務める。