展覧会　学年共同作品　「学校に素敵な場所をつくろう」

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展覧会　学年共同作品
「学校に素敵な場所をつくろう」

総合（伝統文化・生命・キャリア）／図工

6年生が建築家に学びながら、学校の中に、四季をテーマにした4カ所の素敵な場所をつくります。
6年生の教室には、「みんなが居心地の良い場所」をつくり、展覧会だけでなく卒業まで使える場所にします。
子どもたちが、教室や校舎、校庭の自然など学校の環境との関わりを見つめ直し、夢や理想を形にしていくプロセスを経て、自分たちの力で自分たちの環境を変える体験をする共同制作です。

図工総合（環境）総合（キャリア）

実施条件

対象学年：	小学校6年生
実施場所：	教室及び校舎の様々な場所
所要時間：	第1回180分（4単位時間・1単位時間/45分）第2回180分（4単位時間・1単位時間/45分）
授業講師：	建築家感性の教室ファシリテーター

事前の準備

全校生の気持ちを反映する共同作品を制作するために、事前に、先生の指導で、学校や教室への「ありがとうの絵手紙」をかきます。
絵手紙は展覧会で展示されます。

・1年〜5年「学校へ、ありがとうの絵手紙」をかく

校舎の中の好きな場所や校庭の自然の中で好きな場所を絵や言葉で表し、お礼の言葉を添えた絵手紙をかく。

・6年　「教室へ、ありがとうの絵手紙」をかく

教室の中で好きな場所について、また教室がもっと居心地がよくなるための工夫は何かを考えた言葉と教室への感謝の言葉を書き、理想の教室の絵を描く。

プログラム概要

授業プログラムの概要

第1回　教室のみんなの場所を設計しよう

建築家のお話をきく
映像を見ながら、建物の設計と、完成までの過程についてお話をきく。
授業について詳しい説明をきく
学校の自然について考える
ワークシートに、学校の自然で一番好きなもの、好きな季節、その理由を書く。
数名の発表の後で、他学年の思いをまとめたシートを読む。
教室について考える
条件を考える：教室ってどんな所、何をする所？
教室はみんなと先生が使う所なので、先生にも意見をきく。
教室へのありがとうの絵手紙のデータをまとめたシートを班ごとに配り、条件に合うアイディアや希望を選んでいく。
教室の「みんなの場所」のテーマにする季節を選ぶ
教室や学校の自然について考えたことをもとに、テーマとする季節を選ぶ。
まとめたアイディアを形にする
建築家がつくった教室の1/10の模型を見せてもらう。
4班に分かれて、班ごとに教室の中の「みんなの場所」の設計図、模型をつくる。
プレゼンテーションとコンペティション
できあがった模型と設計図を班ごと発表する。
クラス全員の投票で一番人気のあった班が、教室の「みんなの場所」を担当する。
「みんなの場所」を使うルールを考える。
学校の中に素敵な場所をつくる調査
教室担当以外の3班は、残りの3つの季節をテーマにした「居心地の良い場所」を制作する場所はどこがふさわしいか、学校の中を歩いて調べる。
教室担当の班は、学校の自然と教室のアンケートをもう一度見直し、具体的にアイディアを練る。

第2回　学校に素敵な場所を制作する

今日の授業についての説明をきく
各制作場所へ移動する
担当する場所をどんな居心地の良い場所にしたいか、その季節のどんな感じを表現したいか、ワークシートを使いながら、まとめていく。
材料の準備を行う
班ごとに各場所で、四季をテーマに制作する
色画用紙、新聞紙のカラー面、スチレンボード、ダンボール、紙ひもなど、図工室にある材料や布、板を使って、春夏秋冬をテーマにした居心地の良い居場所を制作する。